山岡歯科医院新聞

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山岡歯科新聞 9月号 2

       

歯の本数と人生の豊かさとの関係

めざそう! 80歳で20本!

 

3つの大きな影響とは?

皆さんは「8020(ハチマルニイマル)運動」という言葉を聞いたことがありますか?これはなんでもおいしく食事をするために「80歳になっても20本以上の歯を保とう」という運動です。歯が多いことは、実は食事だけでなく、健康で豊かな人生を送れるかどうかにも深く関係しています。

 

影響3
認知症発症で1.9倍   転倒は2.5倍に!

歯の本数は「認知症」や「転倒リスク」とも関連して
います。「歯がまったく無く、入れ歯などもしていな
い人」は「歯が20本以上ある人(※歯がなくても
入れ歯により噛み合わせが回復している人も
含む)」に比べて、認知症の発症リスクが1.9倍
も高くなるという調査結果があります。
また、「歯が19本以下で入れ歯をしていない人」は「20本以上歯がある人」と比べると、転倒リスクが2.5倍という結果も。転倒をきっかけに寝たきりになってしまう高齢者は非常に多く、「認知症」とあわせてここでも「健康寿命」と歯の本数との関連性が見えてきます。

 

豊な人生を送るために歯を守ろう!
高齢になって歯を失う原因の多くは「歯周病」です。歯周病は単に歯ぐきが腫れる病気ではなく、歯を支える骨を溶かしてしまう病気です。しかも自覚症状がなく進行するため「沈黙の病」ともいわれています。「気づいたらもう抜かざるを得なくなっていた…。」そうならないためにも、自覚はなくても必ず定期的に歯科でチェックすること。これは健康で長生きするためのとても大切な習慣のひとつです。

歯を失ってもあきらめないで!!
歯を失ってしまったとしても、入れ歯やブリッジなどの方法で機能を回復することがとても大切です。
失ったまま放置していると、残された歯の寿命も短くなり、食べ物が満足に噛めなくなるリスクが確実に高くなります。
また、無理に残すよりも、周囲の健康な歯への影響を考え「抜いたほうがいい」という場合も多くあります(「親しらず」がその典型です)。健康なお口の維持には専門家による総合的な判断が必要不可欠ですので、そういった意味でも、定期的にご来院いただき、お口のチェックをされることをおすすめいたします。

 

 

     

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