骨と歯の再生医療

再生医療のご案内

再生医療について

羽曳野市の山岡歯科医院では、再生医療にも力を入れております。

1)TE-BONE
TE-BONEとは、東京大学医科学研究所と株式会社TESホールディングの共同研究で開発された再生治療法で、患者様自身の幹細胞及び血清を用いて作製された培養骨を移植して歯槽骨を再生させる治療法です。このTE-BONEに対応している歯科医院は、2011.11.30.時点、全国で山岡歯科医院を含め15医院のみです。
【対応医院はこちら】
【TE-BONEの詳細はこちら→】

2)接着性人工エナメル質
詰め物やかぶせ物をされる際、人工エナメル質を作る処置が可能です。この象牙質の表面に人工的にエナメル質をつくる方法は、当院の院長 山岡洋が考案したオリジナル処置方法です。この処置を行うことにより、人工エナメル質自体虫歯に対する抵抗力に加え、象牙質とレジンセメントの強い接着力により、虫歯の再発や、詰め物が外れるのを防ぐことができます。
【接着性人工エナメル質の詳細はこちら→】

本ページでは、この「TE-BONE」「接着性人工エナメル質」、及び「歯周組織の再生」についてもの詳細を掲載しておりますので、是非、ご確認下さい。

TE-BONEについて

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TE-BONEとは、東京大学医科学研究所と株式会社TESホールディングの共同研究で開発された再生治療法で、患者様自身の幹細胞及び血清を用いて作製された培養骨を移植して歯槽骨を再生させる治療法がTE-BONEです。

インプラント治療の際に、歯を支える顎の骨(歯槽骨)の量が不足していると、インプラントを埋め込むことができません。そこで、歯槽骨(歯やインプラントを支えている顎の骨)が薄くなっている患者さんに、インプラントを埋め込めるようにするために、肉体的負担が軽く、短期間に、歯槽骨を再生する方法が開発されました。「患者様にご自身の細胞を用いて歯槽骨を再生する」この新しい技術は患者様のニーズに合わせたインプラント治療を可能とします。

また、この治療法は、東京大学で開発された骨再生治療法で、患者様自身の骨髄細胞をご自身の血液(自己血清)とともに培養を行い、培養骨を作ります。 この培養骨を移植して、不足した骨を再生することでインプラント治療を可能にするものです。

このTE-BONEは、幹細胞を用いた日本初の骨再生治療法で、日本全国でも限られた歯科医院にしか導入されていない画期的な骨再生治療法で、現時点(2011.11.30)で全国で、山岡歯科医院を含め15医院のみ【対応医院はこちら】です。 ちなみに、TE-BONEの治療法を受けられる施設は指定の研修を受講し、認定を受けた医療機関に限られます。羽曳野市の山岡歯科医院は、このTE-BONEの研修を受講し、認定を受けております。

下記にTE-BONE研修修了証と施設認定書を掲載しておりますので、是非、ご確認下さい。
(※クリックすると拡大画像が表示されます。)

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TE-BONEは、以下のような流れを経て、実用できるようになりました。

  • 2008年 臨床研究終了
  • 2010年 培養SOP及び骨再生プロトコル(F1Fainal)完成
  • 2011年 東京大学医科学研究所付属病院に於いて骨再生診療科を解説
  • 高度医療申請予定(東大医科研病院)

また、TE-BONEは、東京大学での臨床研究で有効性が確認され、患者本人の骨髄間質細胞を用いて歯槽骨を再生させる治療法で、以下のような特徴が有ります。

  1. 従来の治療に比べ、治療期間が短縮される。
  2. 従来の骨移植と比較して身体的負担が少ない。
  3. 患者様ご自身の細胞の血清を使用する為、アレルギーや移植材料による感染の心配が無い。
  4. 上顎だけでなく下顎での骨再生も可能。

羽曳野市の山岡歯科医院では、このTE-BONEも導入しておりますので、骨が少なくてインプラントを断念されていた方や自分自身の幹細胞を用いて骨再生治療法を行ってインプラント治療をお受けになりたい方は、是非、羽曳野市の山岡歯科医院にご来院下さい。

TE-BONEの効果と特徴と臨床研究での有効性

歯槽骨の量が大きく不足している場合には、これまでは動物由来の骨補填材を用いたり、腰や顎から骨を取ってきて移植する手術(自家骨移植)が行われてきました。しかし、骨補填材を使用した場合、長期の経過により骨吸収を起し、インプラントの脱落へ繋がるケースが多くなってきています。

また、自家骨移植の場合も、骨を取った場所の痛みや腫れがあるばかりか、手術時間も長くなるなど患者様の負担が大きいことが問題でした。 TE-BONEは、健康な組織を傷つける必要がなく、手術期間も短くすることができるため、患者様の負担が少ない治療と言えます。また、自己の細胞を使うため拒絶反応は無く、自家骨移植と同程度の高い治療効果が期待できます。このため、TE-BONEは、歯槽骨が不足していて、インプラントが出来ない方、インプラントの安定性が得られなかったなどに最適な骨再生治療法です。 これまでのインプラント治療に不安がある方が対象となります。

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TE-BONEの治療の流れ
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接着人工エナメル質

羽曳野市の山岡歯科医院では、自費(自由診療)の詰め物やかぶせ物をされる際、人工エナメル質を作る処置に対応しております。 歯は、エナメル質・象牙質・神経・セメント質より構成されており、表面のエナメル質は、硬くて丈夫な組織で体の皮膚と同じく、口の中の環境に直接さらされ、内側の組織や、神経を外側からの刺激やバイ菌の感染から守っています。 歯としての機能を果たせるのはエナメル質だけですが、虫歯の進行や削ったり、欠けたりしてエナメ質がなくなると、内側の象牙質がむき出しになってしまいます。

羽曳野市の山岡歯科医院では、自費(自由診療)の詰め物やかぶせ物をされる際、人工エナメル質を作る処置に対応しております。

歯は、エナメル質・象牙質・神経・セメント質より構成されており、表面のエナメル質は、硬くて丈夫な組織で体の皮膚と同じく、口の中の環境に直接さらされ、内側の組織や、神経を外側からの刺激やバイ菌の感染から守っています。

歯としての機能を果たせるのはエナメル質だけですが、虫歯の進行や削ったり、欠けたりしてエナメ質がなくなると、内側の象牙質がむき出しになってしまいます。
人工的にエナメル質をつくる方法

象牙質は、エナメル質に比べて柔らかく、小さな管を束ねた様な構造になっており、外からの刺激が簡単に神経まで伝わります。このため、歯がしみるのです。
また、管の中にはバイ菌が入り込めるので、虫歯がどんどん進行し、神経まで感染してしまいます。

象牙質がむき出しになっているのは、けがをして皮膚がはがれた状態と同じなのです。
しかし、残念なことに体の皮膚は再生されますが、エナメル質は再生されません

虫歯治療で、エナメル質を削り従来のセメントで詰め物をすることは、むき出しの傷口を消毒もせずにただ、絆創膏で、ふさぐだけなのです。

従来のセメントは象牙質の上にのっているだけで、その接着力は、健全な象牙質とエナメル質の接着性とは比べ物にならないくらい弱く、しかも、唾液に溶けるので、詰め物が外れたり、すきまから再び虫歯になってしまいます。

それを解決する方法として、象牙質の表面に人工的にエナメル質をつくる方法があります。
人工的にエナメル質をつくる方法

むき出しになった象牙質に2種類の薬を塗って殺菌・消毒をします。薬の作用で象牙質の表面はでこぼこになります。そこに、レーザーを使ってフッ素を浸透させエナメル質のように硬く強くします。そのうえに、非常に接着力が強く唾液に溶けないフッ素配合のレジンセメントで詰め物をつけると、セメントは象牙質のでこぼこにしみこみ、健全な象牙質とエナメル質の接着力に匹敵するぐらい、強く接着します。

この部分を人工エナメル質と言います。
人工エナメル質は酸にも溶けず、バイ菌も入り込めないことがわかっています。

また、セメント内のフッ素は、継続的に作用し、象牙質をさらに強化します。人工エナメル質自体虫歯に対する抵抗力に加え、象牙質とレジンセメントの強い接着力により、虫歯の再発や、詰め物が外れるのを防ぐこごたできるのです。制約のある保険治療では、残念ながらこのような処置は行えませんが、自費診療で、接着性人工エナメル質治療をご希望の方は、是非、お気軽にご相談下さい。

歯周組織の再生

羽曳野市の山岡歯科医院では、歯周組織の再生にも力を入れております。

歯周病が進行すると歯の周りの骨と歯根膜という歯根の周りの組織も破壊されます。 歯周組織の再生とはこの歯根膜組織と骨を再生する治療を言いい、GTR法やエムドゲイン法といった再生療法があります。

これらの治療方法は、直接骨を作るのではなく失った部分の骨の再生を残っている骨を作る細胞を誘導することにより再生を促します。 初期から中期前半の歯周病の進行を食い止めることが期待できますが高度に進行し全体的に骨の吸収が進んでしまっている歯周病には適応外となります。

エムドゲインゲル

人工的にエナメル質をつくる方法エムドゲインゲルはスウェーデンのBIORA社で開発され、画期的な歯周組織再生の実現を可能にした製品です。

主成分のエナメルマトリックスデリバティブは、歯の発生期に重要な役割を果たすタンパク質の研究から生まれ、タンパク質を含んだゲルを施すことで歯根周囲組織のセメント質の再生を促し、引いては骨の再生をも期待させる方法です。

骨の再生には数年単位でゆっくりと再生されます。

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