院長Blog

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こころ温まるお話「ことわざ」

       

休日に自分の部屋でごろごろしていると、母さんが掃除機を持って入ってきた。
寝ている僕を見て「正月気分が抜けてないんじゃない?」とお説教が始まる。

スマホの画面に逃げた僕を横目に、母さんはため息まじりに掃除機をガーっとかけて、

「一月往ぬる二月逃げる三月去る」と言い部屋から出て行った。

拍子抜けして「なにそれ?」と聞くと、部屋の外から「自分で調べなさい」という声が。

「なんなんだ?」そう疑問に思いながらも、いちげつ?いぬる?あの呪文のような言葉が無性に気になって、スマホで検索することにした。
どうやらあの言葉はことわざで、『正月から三月までは行事が多く、あっという間に過ぎてしまうこと』らしい。
確かにもうすぐ一月が終わるけど、お正月からあっという間だったな…。

「俊、もうすぐご飯よー!」

母さんの声で周りが薄暗くなっていることに気付く。
あれから、気になることわざを調べていたらすっかり夜になっていた。

「……母さん、さっきはごめん。本当は寝て時間を無駄にしてるの、良くないなって思ってたんだ。」

母さんは水道の蛇口をきゅっと締めて、

「調べたんだね。失敗は悪いことじゃないし、気付けたならそれでよし!」

手を拭いていたタオルをぽんっ!と叩く。その言葉に気持ちが前向きになった。

「二月と三月は逃さないようにする!」

「そうそう!気づいたら行動に移す!俊のいいところだね」褒められるとなんだかくすぐったい。

「ねぇ、もうご飯の準備終わっちゃった?何か手伝うことない?」

よほど珍しいと思ったのか、「あらま」という顔をした母さんに

「孝行したい時に親はなし」

少し照れくさくて、さっき調べたばかりのことわざを言うと、母さんは嬉しそうにクスクスと笑った。

     

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