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こころ温まるお話「クリスマスプレゼント」

       

12月に入り、僕は5歳になった息子のコウタから「サンタさんへのお願い」を聞き出した。
「はたらくくるま」が大好きなコウタはまだ持っていないクレーン車のおもちゃが欲しいらしい。

良い子のところにしかサンタさんは来ないんだよ、という僕の言葉を重く受け止めたのか、いつもはやんちゃなコウタも寝坊しないようにしたり、ボタンの付いたパジャマを自分で着る努力をしたり、妻の手伝いにも積極的なようだった。

クリスマス当日。朝から興奮気味の息子を連れて、二人でスーパーに出かけた。
オードブルにシャンメリーと、妻のメモを見ながら買い物を進めていく。

「パパー!お菓子買って」

クリスマスだし、たまにはいいかと一つ選ばせると、息子は二つ、三つと次々にお菓子を選んでいった。

「今日はケーキもあるから、お菓子は一つでいいんじゃない?」

そう言うと、息子は急にヤダヤダと駄々をこね、きかん坊になった。
お菓子売り場から動かず、半べそ状態の息子。
少し困ったが、クリスマス当日に叱られるのはさすがに可哀想だ。悩んだ末に、三つまでだからねとお菓子をカゴに入れた。

家に帰ると、「何でこんなにお菓子を買ったの?」と、僕が妻に叱られてしまった。

夜になり、コウタを寝かしつけた妻が僕を呼びに来た。
そして、着替えようとする僕の肩を叩きながら「これ見て」と小さな紙を差し出した。

『さんたさんへ じゅーすとおかしをどおぞ ありがとおございます』

それは、覚えたてのひらがなで一生懸命書かれた手紙だった。
寝室を覗くと、ベッドの脇にはお菓子がたくさん置かれていた。

コウタがなぜあんなにもお菓子を買うことにこだわっていたのか、やっとわかった。
自分で食べるのでなく、プレゼントをくれるサンタさんにお返しがしたかったのだろう。

いつもはやんちゃな息子だが、人を思いやる心を養いつつあるのだと思うと、僕も形のないプレゼントをもらったような気持ちになった。
これからも息子がのびのびと成長していくことを祈りながら、クリスマスの夜は過ぎていった。

     

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