山岡歯科医院新聞です
10代の半数に疑いが⁉︎ 将来に大きく影響
近年「お口がポカンと開いている」「食べこぼしが多い」というお子さまが増えています。 何でもないように思えるこれらの症状ですが、実は「口腔機能発達不全症」という、お口の機能の発達の遅れが関係している可能性があります。
口腔機能発達不全症とは、「食べる」「話す」「呼吸する」など、お口の機能が正常に発達していない状態のことをいいます。最近の調査では、10代の半数近くがこれに関連した症状を経験しているという結果も出ています。
お口の機能の発達不全は、全身の成長にさまざまな影響を及ぼします。
・顎が正常に発達しない
顔の形が変わったり、口呼吸の原因になったりします。
・顔立ちが悪くなる
口が閉じない、ポカン口になる、口角が下がる、顔が歪んで見えるなどが起きることがあります。
・歯並び、噛み合わせが悪くなる
むし歯・歯周病になりやすく、正しいかみ合わせを得られず、早くに歯を失うリスクが高まります。
・歯応えのあるものが噛めない
栄養不足や運動機能の低下につながる可能性があります。
気になる症状があったら…
口腔機能発達不全症の改善には、定期的な歯科医院でのチェックと、適切な指導が必要不可欠です。健康保険を利用できますので、お気軽に当院へご相談ください。
お楽しみに〜