山岡歯科医院新聞

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山岡歯科新聞  2023 9月号 ②

       

「お口の状態」が命に関わる!

誤嚥性肺炎恐怖

「肺炎」とは、主に肺に細菌が入り込むことで引き起こされる病気で、がん・心疾患・脳血管疾患などに次いで、日本人の死因のなかで上位の割合を占めています。なかでも『誤嚥性肺炎』は、日常生活のちょっとしたことがきっかけになることも…。

 

風邪?それとも肺炎?

肺炎の主な症状は「発熱」や「せき」、「たん」など、風邪と非常に似ており、一般の方が症状から見分けるのは困難です。風邪は放っておいても良くなることがありますが、肺炎を放っておくと、入院が必要なほど重篤化することもあります。特に、ご高齢の方は急激に症状が進むこともありますので、怪しい症状が続くようでしたら、必ず早めに受診するようにしましょう。

 

高齢者は特に注意!

通常、食べものなどの異物が気管に入りそうになると、身体は咳き込むことで異物を吐き出そうとします。しかし、高齢者の場合はそのまま気管に入ってしまい「誤嚥」が起こりやすくなるのです。また、飲食だけではなく、寝ているあいだに「だ液」が気管に流れこんでしまうこともあります。このときに、お口の中の細菌が一緒に侵入してしまい誤嚥性肺炎を引き起こすきっかけになるのです。

 

「口腔ケア」誤嚥性肺炎予防できる!

誤嚥性肺炎を防ぐには、お口の細菌を可能な限り減らすことが効果的です。歯科医師などによる口腔ケアを積極的に受けた方は、そうではない方と比較すると肺炎による死亡率を5割減らすことができたという研究もあります。丁寧な口腔ケアを心がけることはもちろん、定期的に歯科を受診して、清潔なお口を保ちましょう!

     

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