山岡歯科医院新聞

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山岡歯科新聞 6月号 1

       

災害時こそお口のケアを

少量の水でもできる 3つの口腔ケア方法

命に関わる感染症のリスクがあります。

 

災害時は不規則で偏った食生活になり、またストレスなどで体の免疫力が低下します。こうした状況で歯みがきができないと、お口の中の細菌が増え、むし歯や歯周病にかかりやすくなり、口臭もひどくなります

 

また、特に免疫力の弱いお年寄りなどは、細菌が肺にまで達し、感染症である「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」を引き起こすことがあります。「誤嚥性肺炎」は免疫力が低下したお年寄りにとって、死に至ってもおかしくない病気です。災害時だからこそ、お口の中はもちろん、入れ歯も清潔にしておくことがとても重要です。今回は災害時の水不足のなかでもできる口腔ケアの方法をご紹介しますので、ぜひ覚えておいてください。

 

ケア方法1 水が少ない時の歯みがき

手順1 少量の水(30ml以上あればOK)をコップに準備します。

その水で歯ブラシを濡らしてから口の中へ入れ、歯をみがきます。

手順2 歯ブラシが

徐々に汚れてきますので、ティッシュペーパー(あればウエットティッシュ)で歯ブラシの汚れをできるだけ拭き取り、再び水で濡らして歯をみがきます。

 

これをこまめに繰り返します。

手順3 最後に、残ったコップの水で2~3回すすぎます。

※一気に含むのではなく、2~3回に分ける方がきれいになります。

    うがい薬、液体ハミガキ、洗口液などがある場合は、ご使用いただくと効果的です

 

ケア方法2 歯ブラシがない時は

歯ブラシがない場合は、食後に30ml以上の水やお茶でしっかりうがいをしましょう。また、ハンカチなどを指に巻いて歯を拭い、汚れをとるのも効果があります。

 

ケア方法3 唾液を出すことも大切です

だ液には口の中の汚れを洗い出す働きがあります。水分をできるだけ摂り、あごの付け根=耳の真下の部分をマッサージしたりして温め、だ液を十分に出すよう心がけてください。ガムを噛むのも効果的です!

 

防災用品に歯ブラシを。入れ歯の持参も忘れずに

災害で避難された方への調査で、「持ってくればよかった」ものの上位に「歯ブラシ」が入っています。単にスペアを置いておくだけではなく、防災バッグの中に歯ブラシをきちんと入れておきましょう。また、避難の際に余裕がある場合は、「入れ歯」も忘れないように気をつけてください。

     

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