山岡歯科医院新聞です
お口の中に白いできものそれ、本当に口内炎ですか? お口の中は常に刺激にさらされ、傷つきやすく病気になりやすい場所。今回ご紹介するのはお口の粘膜にできる病気です。 お口の中には刺激がいっぱい? 私たちのお口は、食事や嗜好品によってたくさんの刺激を受けています。たとえば、堅いおせんべいなどは、お口の中の粘膜が傷つく原因になります。また、お酒のアルコールや、...
忍び寄る恐怖! 歯みがきでとれない汚れがある?? みなさんは「バイオフィルム」という言葉を聞いたことはありますか?実は私たちにとって身近な存在なんです! お口の中に排水溝のヌルヌルが⁉ バイオフィルムとは、細菌が集まり膜状になったもの。お風呂の排水溝やキッチンの三角コーナーにつくあのヌルヌルも、そのひとつです。そしてあの不快なヌルヌルは...
抜歯したまま放置は危険です!! 抜歯をした後、治療を中断して放置している場所はありませんか?今回は、知らないと怖い抜歯後の放置に関するお話です。 放置すると 他の歯が動く⁉ 抜歯後の放置は、かみ合っていた反対側 の歯が伸び出す原因になります。『伸びる』と聞くと、歯そのものが伸びる姿を想像されるかもしれませんが、実際には、歯の根ごと...
白ければいいってわけじゃない! 色決めの必需品 シェードガイド 自分に合う歯の色というのは、一人ひとり異なるもの。そこで今回は、歯の色選びをするときのひみつ道具『シェードガイド』についてご紹介します。 「つめもの」「かぶせもの」の色はどう決める? 「つめもの」や「かぶせもの」を作る際、人それぞれ歯の色が異なるため、その人に合わせた色で作る必要がありま...
あなたは大丈夫?そのお口 認知症のリスクが高いかも! 2025年には、65歳以上の5人に1人がかかると言われている認知症。実は、認知症の予防に歯が関係していることはご存知でしょうか? 歯が少ないと認知症リスクが上がる!? ある研究では、歯の本数が少ない人は認知症のリスクが1.28倍高くなるという結果が。歯の本数が少ない状態で食事をすることによって、噛...
麻酔の痛い!をやわらげる!歯医者さんがしている密かな工夫! 工夫1 表面麻酔で感覚を麻痺させる! 「治療の痛みを避けるための麻酔でも、針が歯ぐきに入る瞬間はやっぱり痛そう…」と思われる方も多いですよね。この不安を解消するために、注射をうつ部分に表面麻酔を塗って表面の感覚を麻痺させています。感覚の鈍くなった場所から針を入れるので、痛みが軽減されるというわけですね。 &nbs...
むし歯注意報!発令中 むし歯になりやすい時期と対処法を知っておこう! 幼少期編 乳歯の奥歯が生え揃うまでの1歳7ヶ月~2歳7ヶ月頃と、永久歯が生え始める5歳半~13歳頃までは、幼少期のむし歯注意報が。生まれたばかりの赤ちゃんのお口には、むし歯の原因菌であるミュータンス菌は存在しません。感染経路は、ずばり「だ液...
どこが正しいべろの位置 その位置、本当に大丈夫? 舌が「正しい位置」に無いと、かみ合わせや歯並びなどに影響が出てしまう可能性が。そこで今回はベストな舌の位置について解説いたします! 正しい舌の位置はどこ? 例えば、舌を 右のイラストのような位置においていませんか? ・舌先が前歯の裏側に当たっている ・舌先がどこにも触れていない こ...
ごっくん力の低下と肺炎の深~い関係 食べ物を「ごっくん」と飲み込んで胃に運ぶ動作は、専門用語で嚥下(えんげ)と言います。この「ごっくんする力」=「嚥下力」が、私たちの健康には深く関係しています! 今すぐセルフチェック! 「ごっくん力」チェック! ごっくん力(嚥下力)がどのくらいか、早速チェックしてみましょう! 準備するのは時計だけ。30秒の間に...
歯根膜って 何者?! 0.3㎜が食生活を豊かにする! 歯根膜ってなぁに? 歯は、歯槽骨と呼ばれる骨に支えられています。そして、歯槽骨と歯の根っこの間にある薄い膜が歯根膜です。歯根膜はとても薄く、その厚さたった0.3mm!しかし、この薄~い膜が実はとても大切な役割を担っています。 歯根膜がないと食事の魅力が半減する?! 歯根膜は私たちが『食感』を楽しむた...