山岡歯科医院新聞です
夏は連日の暑さによる疲労やストレス、食欲不振などが原因で免疫力が低下しやすく、これに伴ってお口トラブルも急増します。中でも、この時期に厄介なのが口内炎です。
塗り薬・貼り薬
患部に直接作用して、痛みや腫れを鎮めます。患部が小さい場合は貼り薬、広範囲に及ぶ場合は塗り薬がおすすめです。
うがい薬
お口全体を殺菌・消毒し、炎症を抑えます。痛みで歯みがきがうまくできない際に、口内を清潔に保つのにも効果的です。
スプレータイプ
口内炎が複数あったり、塗り薬・貼り薬が届かない場所にあったりする場合におすすめです。薬剤が患部に直接作用し、痛みや腫れを鎮めます。
飲み薬
炎症を抑え、痛みや腫れを鎮めるタイプや、粘膜の働きを正常にするビタミンが含まれるタイプなどがあります。塗り薬や貼り薬、うがい薬などと併用することで、早い改善が期待できます。
疲労やストレスを感じたら、無理をせずにしっかり休息をとり、栄養バランスのとれた食事にすることも大切です。疲労回復や粘膜の修復を助けるビタミンB群を多く含む、うなぎや鶏のささみ、レバーなどが特におすすめ。また、通常、10日前後で自然に治りますが、長引く場合は他の病気の可能性もあるため要注意。2週間以上経っても治らない、あるいは頻繁に繰り返す口内炎は、早めに歯科医院へ相談しましょう。