山岡歯科医院新聞です
それって間違ってます! 歯みがきの常識・非常識 「歯みがき」といえば、子どもの頃から続けている毎日の習慣。しかし!そんな身近な習慣なのに、実はあまり知られていない事実が・・・。今回は、そんな歯みがきにまつわる誤解の多い知識を紹介します。 力いっぱい磨いてはダメ! 歯ブラシを力いっぱい歯に当ててしまうと、毛先が広がってしまいプラーク(歯垢)がしっかり落...
仮歯の放置は必ず後悔します! 仮歯は治療途中に一時的に装着されるものです。その役割は患部を守る・見た目を良くする・歯と歯の間隔を維持するなど、さまざまな目的で作られます。しかし、これはあくまでも一時的なもの。「とりあえず問題がないから」といって仮歯をそのまま使い続け通院をやめてしまうと、大きなトラブルの原因となります。 トラブル1:新たなむし歯になる 仮歯はあとで取り外す...
そうだったのか! 知って納得!! 歯科治療に時間がかかる理由! 風邪をひいて内科に行っても、毎週通院し続けることはほぼありません。 高血圧や花粉症といった慢性疾患でもないのに、歯科はなぜ何度も通院する必要があるのでしょうか? 原因1:一度削ると元にもどらない! 骨は骨折をしても元通りになりますが、歯は一度削ると再生することはありません。そのため、歯を削ったり、失...
歯周病は認知症のリスクを高める 九州大学などの研究により、「歯周病が認知症を引き起こす仕組み」について解明されたことが、昨年10月にニュースなどで話題となりました。これまでも疫学的な調査等によって「歯周病菌が口から血流に入り込み、脳に影響を及ぼして認知症のリスクを高める」ことが知られていましたが(2倍にもなるという結果も)、今回はその仕組みが解明され、改めてその関係が裏付けられたことになります。...
ただの汚れじゃない! 歯石を取らないと 歯を失う?! 歯石ってそもそも何? ●歯石の原因はプラーク(歯垢)です。 白くネバネバしたプラークは、単なる食べかすではなく細菌の塊。そして、プラークが放置されると、だ液に含まれるリン酸やカルシウムが沈着し、石灰化して固くなります。これが歯石です。 ●歯石には「白い歯石」と「黒い歯石」があります。下図のように歯ぐきから上の部...
歯並び 噛み合わせ 顎関節症 に影響が! こんな癖はありませんか? 歯はちょっとした力でも、それが繰り返されることで少しずつ動いてしまいます。そのため、歯やあごに力がかかる癖があると、歯並びやかみ合わせに悪影響を及ぼすほか、左のページにある顎関節症の原因にもなります。子供は特に歯が動きやすいので、しっかり注意を促しましょう。 1 ほおづえ ほおづえはあごに大きな...
口を開けようとするとあごが痛む! 口が大きく開けられない 口を開けるとカクンと音がする! ひょっとしたら… 顎関節症かも! もしこの症状があったら、それは顎関節症かもしれません 顎関節症は歯科医院で治療ができる病気です。 7割以上があごに症状アリ? 顎関節症とは、あごの関節や筋肉の異常により、あごが痛い・口が開きにくい・音がするといった症状...
あなたは大丈夫? 実はこんな歯が危ない! Risk3 ブリッジの土台となる歯 ブリッジは図のように健康な歯を土台に「橋渡し(ブリッジ)」して、歯が失われた部分を補う方法です。そのため、浮いたところにプラークがたまりやすく、むし歯や歯周病のリスクが格段に高くなります。さら に、土台となる歯に負担が かかりやすいため、折れる リスクもあります。 対処法:歯間ブラ...
あなたは大丈夫? 実はこんな歯が危ない! リスクのある歯と対処法 歯を突然失う」ということは、事故などを除けばごく稀にしかありません。多くは病気などが進行して抜けるケースで、ゆっくり進行していくため、長いあいだ本人にも自覚のない場合がほとんどです。しかし、実はこうした「将来抜ける可能性の高い歯」はある程度予測ができます。 次に挙げるような歯は要注意!もし該当...
健康に長生きしたい! それなら 定期的に歯科に行こう! 生活の質にも影響があります。 また、せっかく長生きしても、歯が残っていなくては豊かな食生活を楽しむことができません。20本以上維持できれば、タコ・イカ・肉・たくあん・おせんべいなど、ほとんどのものが食べられますが、5本以下になると、バナナやうどんといった柔らかいものしか食べられなくなります。一生20本以上...