山岡歯科医院新聞です
麻酔の痛い!をやわらげる!歯医者さんがしている密かな工夫! 工夫1 表面麻酔で感覚を麻痺させる! 「治療の痛みを避けるための麻酔でも、針が歯ぐきに入る瞬間はやっぱり痛そう…」と思われる方も多いですよね。この不安を解消するために、注射をうつ部分に表面麻酔を塗って表面の感覚を麻痺させています。感覚の鈍くなった場所から針を入れるので、痛みが軽減されるというわけですね。 &nbs...
むし歯注意報!発令中 むし歯になりやすい時期と対処法を知っておこう! 幼少期編 乳歯の奥歯が生え揃うまでの1歳7ヶ月~2歳7ヶ月頃と、永久歯が生え始める5歳半~13歳頃までは、幼少期のむし歯注意報が。生まれたばかりの赤ちゃんのお口には、むし歯の原因菌であるミュータンス菌は存在しません。感染経路は、ずばり「だ液...
どこが正しいべろの位置 その位置、本当に大丈夫? 舌が「正しい位置」に無いと、かみ合わせや歯並びなどに影響が出てしまう可能性が。そこで今回はベストな舌の位置について解説いたします! 正しい舌の位置はどこ? 例えば、舌を 右のイラストのような位置においていませんか? ・舌先が前歯の裏側に当たっている ・舌先がどこにも触れていない こ...
ごっくん力の低下と肺炎の深~い関係 食べ物を「ごっくん」と飲み込んで胃に運ぶ動作は、専門用語で嚥下(えんげ)と言います。この「ごっくんする力」=「嚥下力」が、私たちの健康には深く関係しています! 今すぐセルフチェック! 「ごっくん力」チェック! ごっくん力(嚥下力)がどのくらいか、早速チェックしてみましょう! 準備するのは時計だけ。30秒の間に...
歯根膜って 何者?! 0.3㎜が食生活を豊かにする! 歯根膜ってなぁに? 歯は、歯槽骨と呼ばれる骨に支えられています。そして、歯槽骨と歯の根っこの間にある薄い膜が歯根膜です。歯根膜はとても薄く、その厚さたった0.3mm!しかし、この薄~い膜が実はとても大切な役割を担っています。 歯根膜がないと食事の魅力が半減する?! 歯根膜は私たちが『食感』を楽しむた...
むし歯リスク 3大ポイント! しっかりケア・予防するには? 自分ではしっかり歯みがきをしているつもりなのに、気がつくとむし歯になっていませんか?今月はむし歯ができやすい3大ポイントとそのケア方法を解説します! ポイント1 意外に複雑! 奥歯の溝に注意! この溝は見た目よりもとっても複雑です。うっかり力を入れすぎただけで毛先が曲がってしまい、磨き残しが生ま...
●●で型をとる?! むにゅっとしたアレの正体とは… 歯の型を取るときに使う材料は大きく分けると、柔らかい材料でできたアルジネートと、弾力のあるシリコーンゴムの2 種類があります。 アルジネート Q 次の食べ物は何でしょうか? ヒント1 ピンクと白 ヒント2 半円形が多い ヒント3 おせち料理に入っている A...
痛みが無くなってラッキー!は大間違い!! 歯の神経が大切なワケ むし歯が進行してひどい痛みを感じている場合には「神経をとりましょう」と提案させていただくことがございます。痛みを感じる神経をとれば、当然痛みはなくなるわけですが、そこには大きなデメリットが。今回は、歯の神経と役割について解説します。 歯髄(神経)の役割って? 痛みを感じる...
大人の歯と子供の歯は何が違う? 全部で20本の乳歯と、親知らずをのぞいて28本の永久歯。しかし、本数以外にも実は大きな違いがあります。 乳歯の厚みは永久歯の半分? 乳歯と永久歯の違いは、歯の「質」と「厚み」。乳歯は永久歯よりもやわらかいため、むし歯になりやすいのです。さらに、乳歯のエナメル質や象牙質は永久歯の半分程度の厚みしかなく、むし歯になってしまうと、すぐ神経に達...
抜歯後の「要注意」! ドライソケットって? 抜歯のあとに発症することがあるドライソケット。みなさんが痛い思いをしないよう、きちんと守っていただきたい注意点や、その原因をいくつかご紹介します。 抜歯後の強い痛み 歯を抜くとぽっかり穴が空いて骨がむき出しになりますが、通常はその穴に血液がたまって血餅(けっぺい)となり、時間をかけて傷口は治癒されます。 しかし、...