山岡歯科医院新聞です
「お口の状態」が命に関わる! 誤嚥性肺炎の恐怖 「肺炎」とは、主に肺に細菌が入り込むことで引き起こされる病気で、がん・心疾患・脳血管疾患などに次いで、日本人の死因のなかで上位の割合を占めています。なかでも『誤嚥性肺炎』は、日常生活のちょっとしたことがきっかけになることも…。 風邪?それとも肺炎? 肺炎の主な症状は「発熱」や「せき」、「たん」など、風邪と非常に似ており、一...
備えあれば患いなし! 命を守る被災時の口腔ケア 普段あまり意識することはないかもしれませんが、被災時における「口腔ケア」は、重要な健康管理のひとつです。みなさんはしっかり準備できていますか? 「口腔ケア不足」が命を危険に・・・ 被災時には水が十分に使えないため、平時のように歯みがきや入れ歯の洗浄も満足にできないことがあります。その結果、お口の...
冷たいものでキーンとなる! あの頭の痛みの正体は?? 暑い盛りに一段と食べたくなるアイスクリームやかき氷。勢いよく頬張った瞬間、頭にキーンと痛みが走った経験はありませんか?実は、あの「アイスクリームを食べたときの頭痛」には、正式な病名が存在しています。 正式名称はズバリ アイスクリーム頭痛! アイスク...
前歯より寿命が短い!? 奥歯を守る「ひと工夫」 がっしりとした『奥歯』は、一見すると前歯よりも頑丈そうに思えます。ところが! 厚生労働省の調査によると、前歯と比べて奥歯の寿命は約10年も短いということがわかっており、これには奥歯特有の「弱点」が深く関係しています。 奥歯あるある 磨き残しでむし歯リスク20倍!? 奥歯の寿命が短くなる1番の理由...
口臭の正体って何? 人から指摘されたり、寝起きにふと気になったり…あるとき何かのきっかけで、自身の「口臭」が気になってしまった経験はありませんか?今回は、そんな「口臭の正体」に迫っていきます! 犯人は・・・!? 「3大口臭ガス」 口臭にはさまざまな原因がありますが、そのうちの約8割は『揮発性硫黄化合物(きはつせいいおうかごうぶつ)』というガスが原因で、『硫化水素(りゅう...
食べこぼす むせる 口腔機能低下症は要介護の入り口?! みなさんや、みなさんの周りで、食事のときに「ちょっと食べこぼしてしまう」「たまにむせてしまう」という方はいらっしゃいませんか?このようなささいなお口の衰えも、「年だから…」と諦めていると、いずれ『口腔機能低下症』という疾患に繋がってしまいます。 「要介護」のリスクが高まる!? 口腔機能低下症とは...
薬の服用を 続ける?やめる? 治療前に必ずご相談ください! 治療の際、他の病院で処方されているお薬の「休薬」が必要な場合があります。しかし、勝手に服用を止めてしまうのはみなさんの健康を損なうリスクがあるため、絶対にNGです! これらの薬を飲んでいると抜歯はできません!! しかし、下記のお薬を服用している...
こんなことまで まるっと見える! レントゲンでわかる あんなこと! こんなこと! 歯科医師や歯科衛生士でも、お口の中をひと目見ただけで、すべての症状を見つけることはできません。というのも、お口の疾患のなかには「見た目だけではわからないもの」も存在します。そこで役に立つのが『レントゲン』です。 隠れたむし歯も見つけられる! レントゲンは、正式に...
意外と知らない 宇宙飛行士むし歯の関係 みなさんも子どもの頃に一度は夢見たことがあるかもしれない「宇宙飛行士」。試験に通過できる人はわずか1%にも満たないそうで、その条件の中には「むし歯がない(きちんと治療されている)」という項目が含まれています。 なぜ「むし歯」があると宇宙に行けないの⁉ むし歯や治療が不十分な歯があると、気圧の低い宇宙では地上よりも激し...
∞最悪の負のループ∞ ご飯の早食いで歯が抜ける⁉ 「早食い」「肥満」「歯周病」…、一見すると無関係なように思えるこれら3つの要素が、互いに悪影響を与える存在であることはあまり知られていません。早食いの習慣がのちのち歯周病のリスクを高め、最悪の場合、自分の歯を失ってしまう可能性もゼロではありません。 早食いの人は肥満になりやすい! ...