院長ブログです
こんにちは。院長の山岡です。 毎年11月8日は「いい歯の日」。「80歳になっても自分の歯を20本以上残そう」という「8020運動」推進の一環として定められました。 20本以上の歯があれば、色々な物を食べることができ、満足のいく食生活を送れると言われます。さらに、よく噛んで食べることができると消化に良いのはもちろん、痴呆の予防、集中力アップ、むし歯や歯肉炎の予防になるなど、いいことが盛り...
「はぁ…」私はため息をついた。 私は料理にイマイチ自信がない。お昼が給食の幼稚園に息子を入れたのもそれが大きな理由だった。もうすぐ秋の遠足。年少組は、遠足には保護者が同伴だ。他の親子と一緒に手作りのお弁当を広げて食べる…。考えるだけでため息が出る。 息子は初めての遠足が楽しみで、今からウキウキしている。 「キリンさんいるかな♪ぞうさんいるかな~♪」 と歌いながら 「ママも動物園楽しみだね...
こんにちは。院長の山岡です。秋も深まり、吹く風はもうすぐやってくる冬の到来を感じさせます。ところで、「なけなしの 歯をゆるがしぬ 秋の風」という小林一茶の俳句をご存知ですか?一茶は40代から歯が抜け始め、50歳を前に全て歯を失ってしまったそうです。なけなしの歯を秋風が本当に揺らしたわけではないでしょうが、それほど心もとない気持ちだったのでしょう。 「かくれ家や 歯のない口で 福は内」「すりこ木の...
私の妻はいつも元気だ。昼間のパート勤めの後、毎日のように友だちとお茶をして、夜は趣味のママさんバレーの練習に自転車を飛ばして向かう。子どもが大きくなった今、その時間が何よりも楽しいのだそうだ。(50歳過ぎにもなって…もう少し落ち着けよ)と思うこともしばしばだ。 ある日、ママさんバレーに行っていた妻から携帯に電話が入った。 「足首骨折しちゃった…。」 聞けば、練習中に着地に失敗してしまい、...
こんにちは。院長の山岡です。暑い夏が過ぎ、秋となりましたね。うるさいほどのセミの声もいつしか秋の虫へと変わり、空にはトンボが飛び交っています。幼い頃、トンボの目を回して捕まえようとした思い出がみなさんの中にもあるのではないでしょうか? 私たちの思い出の中にいる、優しいイメージのトンボ。実はハエやチョウなど、生きた虫を捕まえる肉食の虫です。大型のオニヤンマなどは、スズメバチをも捕まえて食べてし...
また、転校か…。親の転勤の都合でもう4回目だ。今度は幼稚園の頃に一度住んでいた場所にまた戻るらしい(幼稚園の頃のことはさすがにあまり覚えていない)。転校を繰り返すうちにいつの間にか「友達の作り方」を覚えてしまった。その学校をまず観察して、早くなじめそうなキャラになってそれなりにうまく過ごす。今の学校では「優しい子」。その前は「とにかく元気な子」。次はどんなタイプがいいのかな。 夏休み早々には...
こんにちは。院長の山岡です。暑い日が続きますが、エアコンの効いた部屋で一日中過ごしていませんか? 近年、汗をかく機会が減って汗腺の機能が衰え、汗をかきにくい人が増えています。汗は体内の熱を放出する役割があります。比較的涼しい午前中はエアコンの使用を控えたり、設定温度を上げたりして、適度に汗をかくようにしてくださいね。 ただし、「エアコン嫌い」で熱中症になる方も多数いらっしゃいますので、そち...
この春から市民農園を借り、野菜作りを始めた。全くの素人である私達がそんなことを始めた理由。それはせっかくの週末をショッピングモールでなんとなく過ごすことが多い我が家の現状を立て直したい、という妻の意見からだった。 子どもは3人。3歳の二男は耕したふかふかの土を素足で歩くのが気持ち良くて、2年生の長男と二人ではしゃいでいる。大きなミミズや虫が出てくると、6年生の長女は「ギャーー!!!」と叫んで...
こんにちは。院長の山岡です。学生さん達はお待ちかねの夏休みですね。子供の頃はとても長く感じていた1ヶ月ですが、同じ1ヶ月でも大人になると「あっという間に過ぎた」と感じることが多くありませんか?これはもちろん本当に時間が早くなったわけではなく、「体感時間」が変わったからです。 これは「ジャネーの法則」で説明されている現象で「50歳にとっての1年は人生の50分の1だが、5歳には5分の1。よって、...
昔、母と二人暮らしだった小学生の時の話。母は毎日昼も夜も一生懸命働いて私を育ててくれていた。そんな母を尊敬する半面、一人の時間が長く、母にゆっくり甘えたい気持ちが満たされない寂しさを抱え、毎日を過ごしていた。 私は雨の日が好きだった。理由は、お気に入りの傘が使えるから。それは、お店で一目惚れをして、唯一母にわがままを言って買ってもらった傘だった。真っ白の地に色とりどりの水玉模様。その傘をさすだけ...