院長Blog

院長ブログです

おむすび

       

こんにちは。院長の山岡です。 厳しい寒さが続く2月ですが、昼間の日差しから春の到来が近いことを感じる時期でもありますね。 2月11日は「建国記念の日」。 日本の建国日は明確な日があるわけではなく、初代天皇の即位日から2月11日を記念日としていたそうです。 第二次世界大戦後に一度廃止になりましたが、日本が長い歴史を経て発展してきたことを祝う日ということで、昭和41年に「建国記...

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こころ温まるお話「ことわざ」

       

休日に自分の部屋でごろごろしていると、母さんが掃除機を持って入ってきた。 寝ている僕を見て「正月気分が抜けてないんじゃない?」とお説教が始まる。 スマホの画面に逃げた僕を横目に、母さんはため息まじりに掃除機をガーっとかけて、 「一月往ぬる二月逃げる三月去る」と言い部屋から出て行った。 拍子抜けして「なにそれ?」と聞くと、部屋の外から「自分で調べなさい」という声が。 ...

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丑年

       

あけましておめでとうございます。 院長の山岡です。 昨年は新たな生活様式や楽しみ方など、発見の多い年でした。 迎えた新年でも、また新たな楽しみを発見したいですね。 さて、新年といえば今年の干支は「丑(うし)」。 牛の姿を思い浮かべると、よく口をもごもごと動かしているイメージがありませんか? あれは「反すう」といって、胃に送った食べ物を口の中に戻しては咀嚼(そしゃく)することを繰...

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こころ温まるお話「大掃除にむけて」

       

「英司!担当場所の掃除、頼んだぞ!」 父から掃除道具を渡され、ため息交じりに受け取る。 昨晩、夕食のあとに父が大きな声で言った。 「さあ、みなさん!明日は年に一度の大掃除をします!」 小学生の妹と弟が「わたしはベランダ!」「ぼくお庭!」と声をあげると、父は1枚の画用紙を取り出して、各自の分担を記していく。 僕も昔は楽しんでいたが、高校生にもなった今では『遊びにも行けないし面倒...

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新年の準備

       

こんにちは。院長の山岡です。 12月を迎え、この1年を振り返りながら新年の準備を進める時期になりました。 新年に向けた準備といえば年賀状でしたが、最近では減少の傾向にあるそうです。 年賀状のやりとりは、平安時代の貴族の間で始まったとされています。 平安時代中期に、学者の藤原明衡(ふじわらのあきひら)がまとめた手紙の文例集には、年始の挨拶の文例が記されています。   ...

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こころ温まるお話「おばあちゃんの料理教室」

       

今日も孫のみすずが遊びに来ている。 私の家が高校から近いこともあるが、何より私の料理が好きだからと言ってよく遊びに来てくれるのだ。 里芋を頬張る姿に、思わず顔が緩むと同時に、ふと心配になる。 みすずは昔から料理が苦手で、『自分は食べる専門』と言い張ってきかない。 「女の子なんだから、みすずもこういうお料理ができるようになった方がいいんじゃない?」 「いいの!また遊びに来るね。ごち...

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いい夫婦の日

       

こんにちは。院長の山岡です。 11月22日は「いい夫婦の日」ですね。 パートナーとよりよい関係を築いてほしいと、11(いい)22(ふうふ)という語呂合わせからきています。 普段の想いを互いに伝え合ったり、贈り物をしたりと夫婦の絆を深める機会としてだけではなく、「いいふうふ」のスタートとして11月22日に入籍する人や有名人もいますね。 また「家族を大切に」という意味合いを込め車のナンバー...

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こころ温まるお話「学級委員長えらび」

       

「失礼します!」と元気に挨拶をして、職員室に入ってきたのは、私が担任を務める6年3組の須藤くん。新しい学級委員長だ。 「全員分です、確認しました」 プリントを受け取りつつ、須藤くんに 「ありがとう。委員長の仕事、慣れてきた?」と聞いてみると、いつもの照れ笑いを浮かべて小さくうなずいた。 1ヶ月前、新しい学級委員長を決めるホームルームで、生徒たちの多くは須藤くんを推薦した。 ...

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読書の秋

       

こんにちは。院長の山岡です。 10月は日没の時間が早まり、秋の夜長と呼ばれる日々が始まりますね。 そんな、夏よりも涼しく、過ごしやすい夜は読書にも適しているとして「灯火親しむべし」という言葉が古代中国で広まりました。 この言葉は夏目漱石の小説『三四郎』にも引用されており、秋の代名詞である「読書の秋」という文化が一般的に広く浸透するきっかけになったと言われています。 窓を開けて涼しい秋の...

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こころ温まるお話「ごあいさつカード」

       

「翔太、ご挨拶だよ」 私が声をかけても、息子は固まったまま下を見つめるばかり。 保育園に通い始めてかなり経つが、人見知りの息子はなかなか馴染めずにいた。 ある日、保育園に迎えにいくと、息子が笑顔で駆けてきて一枚の画用紙を見せてくれた。 紙には二人分の似顔絵が描かれており、先生が「敬老の日に、おじいちゃんおばあちゃんにお渡しする似顔絵を描いてもらったんです」と教えてくれた。 「...

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