院長Blog

院長ブログです

こころ温まるお話「思い出の映画」

       

「一緒に映画を観に行きたいな」 誕生日に何がほしいか、母に直接尋ねてみたところ、この答えが返ってきた。 「せっかくの誕生日プレゼントがそんなのでいいの?」 そう尋ねると、母は意味ありげに笑い、「この歳になると金額じゃないのよ」と、少し演技がかった言い回しをした。 数日後、私たちは駅前のミニシアターに訪れ、座席で映画の上映を待っていた。 母の希望は10年前のフランス映画で、...

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ミツバチ

       

こんにちは。院長の山岡です。 この季節になると、ミツバチがハチミツを求めて飛び回るようになります。 彼女たちの家族は『女王バチ』『働きバチ』『オスバチ』の3種類で構成されていて、ミツを集めるのは「働きバチの最後の仕事」なのです。働きバチは生まれて直ぐに巣の清掃や幼虫の子守りをします。 しばらくすると、巣作りや門番を任されるようになり、最後は仲間のために花からミツを集めながら一生を終えます...

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こころ温まるお話「生徒から先生へ」

       

家庭教師のバイトに向かうかたわら、私は先ほど終えた大学の授業のことで、頭がいっぱいだった。 模擬授業といって、生徒同士で行う『授業の練習』が今日の課題だったのだが、用意していた資料の内容は飛び、頭が真っ白になってしまった。 散々な授業を披露したのち、すごすごと教壇をあとにした姿を思い出しては、ため息が止まらない。 「先生、なにか悩んでるんですか?」 そういって私の顔を覗き込んでいる...

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「ぼたもち」と「おはぎ」

       

こんにちは。院長の山岡です。 3月のお彼岸では「ぼたもち」をお供えしたり、その味わいを楽しんだりする方も多いかと思います。 その「ぼたもち」とよく似た「おはぎ」という食べものがありますが、この2つの違いをご存じでしょうか。 実は、春に咲く牡丹の花に例えて、春は「ぼたもち(牡丹餅)」、秋は萩の花に例えて「おはぎ(お萩)」と呼ぶそうです。 他にも、昔は秋につぶあんを楽しむことができたの...

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こころ温まるお話「2度目のプレゼント」

       

ガシャン―― さっと血の気が引いたのは、割れたティーカップの音や破片に驚いたからではなかった。 それが、母のお気に入りだと知っていたからだ。 洗い物をしていたら、うっかり手が滑って、気づいたときには大きな音と共に割れていた。 「ミサキ、大丈夫!?怪我はない?」 音を聞きつけて様子を見にきた母は、私の視線の先を追って事態を察した。 ごめんなさい、と謝ると、母は特に怒るでもなく...

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チョコレート

       

こんにちは。院長の山岡です。 バレンタインに合わせて、お菓子売り場にたくさんのチョコレートが並ぶ季節ですね。 誰かに贈るだけではなく、自分でも食べたくなって買う方も多いのではないでしょうか。 今でこそ、いろいろな味や形があるチョコレートですが、その歴史は古く、およそ5千年前まで遡ります。 当時、主成分であるカカオは「神さまの食べもの」といわれ、貨幣の役割にもなるほど貴重なものだった...

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こころ温まるお話「雨のち…」

       

「うわ、やられた」 会社の昼休みにちょっとスイーツが食べたくなってコンビニに来たのだが、何度見ても無い。 傘立てに、私が差してきた傘が見当たらないのだ。中に戻ってビニール傘でも買うしかないか。 無くなった傘が戻ってくるわけでもないのだが、私は往生際悪く傘立ての前で思案にふけっていた。 「これ、良かったら使ってください」 最初は気づかなかったが、視界の隅に声の主が突き出した手が...

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年賀ハガキ

       

あけましておめでとうございます。院長の山岡です。 お正月といえば、子どものころに「年賀ハガキが届いていないか」そわそわしながらポストを見に行った方も多いのではないでしょうか。そんな年賀ハガキには、受け取った人が楽しめる「しかけ」があります。 それは「お年玉」です。年賀ハガキにお年玉が付くようになったのは昭和24年。 当時は戦後の混乱により通信が途絶え、親族や友人の安否がわからないことも多...

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こころ温まるお話「クリスマスプレゼント」

       

12月に入り、僕は5歳になった息子のコウタから「サンタさんへのお願い」を聞き出した。 「はたらくくるま」が大好きなコウタはまだ持っていないクレーン車のおもちゃが欲しいらしい。 良い子のところにしかサンタさんは来ないんだよ、という僕の言葉を重く受け止めたのか、いつもはやんちゃなコウタも寝坊しないようにしたり、ボタンの付いたパジャマを自分で着る努力をしたり、妻の手伝いにも積極的なようだった。 ...

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こたつ

       

こんにちは。院長の山岡です。 寒さが一層厳しく感じるこの時期には「こたつ」が恋しくなってしまいますね。 こたつが生まれたのは、なんと今から500年以上も昔の室町時代。当時は囲炉裏(いろり)という、今でいうストーブやコンロのような装置に布団をかけて入ったそうです。その後、時代とともに「掘りごたつ」や「電気こたつ」など、より長居しやすく進化してきました。 しかし、あまり長居すると脱水症状の原...

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